プロダクトアーカイブ 012
パネルウエア | GOLDWIN
2024.11.22 Fri
ゴールドウインが肌着に革命を起こした編みの技術
商品名:パネルウエア(シャツ)
素材:コットン、ベスロン(アクリル)
年代:1960年代
ブランド:GOLDWIN
当時はラクダのシャツともも引きが下着の代表だった時代。ゴールドウインは肌着にも革命を起こした。ゴールドウインにたった一台しかなかったラッセル機で編んだ生地は、現在となってはよく見る生地だが、亀甲形の目の上にフラットな編地を同時に編み上げられている。
内側がパネル調になっていて、凸凹しているのが特徴で、肌とウエアの間に空間を作り、保温性を高める役目を果たしている。肌に当たる亀甲パターンの部分に体温で暖まった空気が溜り、汗をかいてもベトつかず“健康肌着”と評判を得た。
縫い目のゴロつきを防ぐため、フラットシーマ(縫い合わせる生地と生地が平らな状態で縫製されていて、縫い目/シームがフラットでごろつきがない縫製のこと)を使用したゴールドウイン最初のプロダクトになる。
この記事の著者
Goldwin Inc.
藤田百音
2023年入社。マーケティング部所属
アドバイザー
Goldwin Inc.
井上美代子
総合企画本部サステナビリティ推進室所属